第300話「ひとりぼっちの坊や、ハワイ珍道中」

(脚本 池田悦子/監督 崎山周/出演 河野秋武 ジェリー藤尾 稲野和子 川辺久造)
1971年初の放送回にして記念すべき第300話ということで、ハワイロケ敢行。
ハワイ在住、20億の資産を持つロクザエモン爺さんが日本から孫と思しい坊やを呼び寄せ、孤独を癒すため一緒に住もうとする。が、実は坊やは孫でもなんでもなく、弁護士と坊やの母親が金を横取りするため吐いた嘘だった……てな話。

・荒木と杉井君のお揃いだが色違いなTシャツ。荒木のイメージカラーは黄色なのか。
パンアメリカン航空協力。清水が主役なら、「恋のグアム島」に続いて「恋のハワイアン」なんてムード歌謡を披露したかも。もちろんアロハ着用。
・坊やの正体について、荒木が暴露するのだが。「縁もゆかりもない」ってことはないでしょう。一応親戚筋に当たるのではないかな。
・ひとりでマウイに逃げた坊やを探すためにセスナをチャーターするとは、無謀な……いち早く坊やを見つけだした弁護士も凄い。千里眼
・拳銃を持った悪党どもに対し、椰子の実を投げて抗う杉井君。ワイキキの海辺で、サーフィンボードで頭を撲られた仕返しにしては危ない。
・でも「杉井、つっこめ!」とセスナを低空飛行させ、車からジェリー藤尾を転落させる荒木もワイルドにやばい。
・今回の目玉は、なんといっても本部の居残り五人による「新年のご挨拶」でしょう。全員揃って紋付袴に鏡餅、カメラ(視聴者)に向かって一礼に爆笑。